家事のリスク分散
日々の家事は誰がやりますか?
我が家は、食事作り全般と洗濯、部屋の掃除、トイレ掃除は私がやりますが、風呂掃除と食後の食器洗いは夫に任せています。
日本にいた頃は、これに庭の草取りや剪定は50%、自動車のタイヤ交換は100%が夫の分担でした。
他にも、洗濯物を畳むのや、アイロン掛けは8割は私ですが、手が空いていれば夫にやってもらいます。
私があまり得意ではないガスコンロの掃除とかも、気がつくとやってくれるのでとてもありがたいです。
これは、結婚当初、まだ共働きだった頃になんとなく分担していた家事の割合ですが、私が専業主婦になった今もあまり変わらず続けている感じです。
今のところ、夫から不満の声も聞かないので、このまま続けていくつもりです。
私が専業主婦になった今でも同じ割合で続けているのは、リスク分散の意味合いも含まれています。
たとえば、子供が出来て私が満足に家事が出来なくなったり、帰国後に私が再就職して共働きに戻ったり、年取って夫が一人でやっていかなくちゃならなくなった時、夫が家事が全く出来ない状態では不安です。
そういった場面に直面してから初めて夫に家事をやってもらうとなると、多分最初からはうまくいかなくて、お互いにイライラしそうですしね。
実際、結婚当初は家事のやり方で結構ケンカしたりもしました。
お互いに一人暮らしも長かったので、家事は一通り出来るのですが、やっぱりそこは他人。
洗濯物の畳み方や掃除の仕方がお互いに違ったりして、結婚当初は自分の思い通りにならなくてずいぶんとイライラしたものです。
それを、お互いの価値観を少しずつすり合わせながら、今の形まで作り上げてきた感じでしょうか。
何にあんなにイライラしていたのか、今となってはよく思い出せないのですが、色々と衝突した結果、
・やってもらったらお礼を言う
・時々褒める
・やってもらうのを当たり前だと思わない
・文句を言う時は冷静に、理由を伴うこと
ということには気をつけています。特に最後のが難しかったりします。ちゃんと出来ていないと、ついつい感情的に怒ってしまったりするんですよね^^;
せっかくやったのに怒られたらやっぱりいい気はしないだろうし、協力したくなくなりますよね。私も気持ちよくやって欲しいので、文句がある時は、ぐちぐち言わないように、でもやってもらった家事のどこが足りなかったのか、分かりやすく説明するように心がけています。
夫のおかげで、私も随分と我慢強さを鍛えてもらった気がします(笑)
あとは、日本にいた頃より夫の勤務時間が減った(日本にいた頃が忙しすぎた)ため、家事に参加しやすいというのも大きな要因です。
ということで、家事は広く浅く、お互いにカバーし合いながらやっていくのが、我が家のスタイルです。